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2020/07/23 23:57

質問の多いジュエリーの素材について、アレルギー情報なども含めて簡単にまとめてみました☆彡


ベースメタルとゴールドの比率を図で表したもの↓↓↓

◎18Kゴールド、14Kゴールド、10Kゴールド、など
ソリッドゴールド、ベースメタルなしで混じりけのない金になります。
水などにつけても劣化せず、最も金属アレルギーが出ない素材です。

アメリカでは日本であまり見かけない14Kゴールドが主流です。
18Kは金の率が高い為高額になり、10Kは金の率が低めなのでゴールドの輝きが少々弱くなります。
その中間である14Kは、18Kよりも手が届きやすい価格帯で10Kよりゴールドのゴージャスな輝きが楽しめます。


◎ゴールドフィルド
アメリカではポピュラーなジュエリーの素材で、ファインジュエリーに認定されています。
金の層が厚いので適切な使用をすれば長期のご使用でもはがれたり、磨り減って地金が露出したりすることはまずありません。
ゴールドそのものの外見なので高級感があり、お手ごろな値段でゴールドが楽しめます。
アレルギーも比較的出にくい素材です。
水につけても大丈夫ですが、プールや温泉などは外しましょう。


◎ゴールドヴァーメイル/ヴァルメイユ
スターリングシルバーに金の加工をほどこした、海外で人気の加工方法です。
プレート加工よりも金の層が厚い高品質な素材です。
シルバーとゴールド以外使用されていないのでアレルギーも出にくいです。


◎オーバーレイ
ゴールドフィルドと同じようにプレートより金属の層が厚い高品質のジュエリー素材です。


◎ゴールドプレート
1番ゴールドの層が薄いメッキ素材になります。
メッキと言っても最近は技術が発達していますので、一定以上のクオリティのものですと簡単に変色や劣化もせず、見た目もかなりハイクオリティの物が増えてきています。
加工法によって耐水性、耐熱性などの特性を持つものもあります。
ベースメタルによって金属アレルギーが出ることもあります。


◎PVDプレート/PVDコーティング
バキュームコーティングという方法でプレート加工されたジュエリー。
普通のプレート加工より10倍程厚みがある場合もあります。
とても強い耐劣性、耐水性がある劣化しにくいジュエリーです。


◎真鍮
日本の5円に使われているゴールドカラーの金属。
燻しがかったような色がヴィンテージっぽくお洒落な印象を与えます。
ゴールドプレートやロジウムプレートのベースメタルとして使用されることも多いです。
金属アレルギーがある方は反応する可能性があります。


◎スターリングシルバー
銀の含有率(純度)92.5%の割合で鋳造された銀合金。
一般的なジュエリーに利用されるシルバーです。
水につけても大丈夫ですが、プールや温泉などは外しましょう。


◎ロジウムプレート
シルバーカラーの商品に使用されるプレート素材。
ロジウムは耐久性があるので、変色しやすいシルバーの上から更にロジウムプレート加工する場合もあります。
ベースメタルは様々です。
ロジウムはアレルギーが出にくい素材と言われていますが、ベースメタルによって出る場合もあります。


◎ステンレススチール、チタン
どちらも最近よく見かけるようになってきたベースメタル素材で、劣化しにくくアレルギーも出にくい優秀素材です。
ジュエリーはこちらのベースメタルにゴールドやロジウムプレートされたものが多いです。
日本でよく使われる”サージカルスチール”とステンレススチールはほぼ同じものになります。
劣化しにくいと言われる素材ですが安価なものは劣化しますので、一定以上のクオリティーのものを選びましょう。


◎天然石、ナチュラルストーン、パール、シェルなど
自然の物の為石によって色や柄、形が違う事があります。
自然の美しさをお楽しみください。
耐水背などはストーンによって変わります。


◎ジンクアロイ、合金
1番劣化しやすくアレルギーの方には向かない素材です。
安価なのでワンシーズン限りのトレンドジュエリーを楽しむのに向いています。


アレルギー反応につきましては個人によって差がありますのでどんな素材でも絶対にアレルギーが出ないという事ではありません。


☆ジュエリーの選び方☆

ジュエリーは素材も価格帯も様々なので選ぶときに何を基準にしていいか悩むこともあるかと思います。
まずは用途、そして何が1番自分にとって大事なポイントか明確にしましょう。
用途によってポイントが変わってくるこもあるかと思います。

例えば。
大切な人へ記念日のプレゼント、頑張った自分へご褒美、などの時はちょっと高くても一生愛せるソリッドゴールド。

毎日のコーデをお洒落にアップデートしてくれるデイリージュエリーは中間価格のゴールドフィルドやゴールドヴァーメイル、スターリングシルバー、高品質のゴールドやロジウムプレート素材。
プレート素材は最近アレルギー対応や耐水性のものが増えてきていてデイリー使いにぴったりなものが多いです。

なるべく避けた方がいいジュエリーもあります。
例えばゴールドプレートと書かれていても、安価なものはプレート技術が良くなく金の層も薄い可能性が高いので、すぐに劣化する可能性が高くなります。
また、最近人気のステンレススチール素材は同じく安価だとステンレススチール自体は劣化しなくても、プレート加工が剥げてきたりする可能性が高くなります。
また、ステンレススチール自体もグレードの低いものは劣化してしまいます。

見た目の問題からすると、プレート素材でもゴールドやロジウムの物をお勧めします。
”ゴールドカラー”や”シルバーカラー”のプレート加工は安っぽく見えてしまいます。

トレンドど真ん中でこのワンシーズンしか使わない、と言うなら安価なもので遊ぶの十分ありかと思いますが、大切にしたいジュエリーはある程度の品質のものを選びましょう♪


☆ジュエリーはお手入れも大切☆

ソリッドゴールド以外の素材は基本的にボディーローションや日焼け止め、プールの塩素などのケミカルに触れないようにしましょう。
触れてしまった後はすぐにお手入れする事をお勧めします。

最近は汗やケミカルに強い加工のジュエリーも増えていますので、そのような素材を選ぶとお手入れも楽で場面をきにせずジュエリーを楽しめます。

劣化しにくい素材のジュエリーでもずっと着用し続けていたり、逆にずっと放っておいても変色などする事があります。
着用後はまめに乾いた布で拭くなどのお手入れをする、未着用時は傷つかないように一つ一つ袋に入れて収納すると劣化を防ぐ事が出来ます。
せっかく購入した大事なジュエリー、丁寧にお手入れして長く愛用して下さいね♪